
〜 患者さんと出会うその日まで 〜

開業に至る前の経緯
東大の理Ⅱを2浪しました。物理学を学び、宇宙の統一方程式を発見したい!と、夢のような事を考えていました。実際には2歳上の兄を見習って盲目的に追いかけているだけでした。両親から尊敬される兄。自分は兄のスペア。兄のようになれば自分だって。
しかし2浪の11月、自分は東大には受からないと確信しました。
ではどうしたらいいのか。そうだ、医学部を目指そう。でも私立の医学部は入るお金がない。であれば、国公立。そうだ、思い出の地である広島に行こう。広島大学の医学部を受けよう。そこから勉強して何とか翌春、合格。
入ってみたら、皆、地元のエリート高校卒業生ばかり。医師や社長の子供など、受かって当然の人ばかりでした。そこで軽くいじめられました。
水泳部で心身を鍛えました。キャプテンまでさせてもらいました。そして友情を知りました。勉強仲間のお陰で何とか国試浪人をせず、医師になる事が出来、広島大学医学部の精神科に入局し、あちこちの病院でお世話になりました。医師ということで下駄を履かせて貰いました。
平成19年に地元の名古屋へ。共和病院就職。色々な出会いを経て平成21年6月、覚王山に開業しました。